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村長コラム:あざといマチに学ぶ美しい村のあり方(平成31年3月)

そなえる防災

他地域の資源を借用して寄付金集めに走る、ある自治体のふるさと納税サイト。「今だけカネだけ自分だけ」の姿勢が透けて見えるのは私だけでしょうか?

東海地方のあるマチが、2018年度ふるさと納税で249億円を集めて話題となりました。これは、人気納税先の多い宮崎県26市町村の受入総額と同規模、前年度の全国1位・大阪府泉佐野市を110億円余り上回る驚くべき金額です。いったい、どのような斬新なアイデアを打ち出したのでしょうか?

ふるさと納税は、寄付した自治体からの返礼品が魅力の一つですが、近年は家電製品や金券など高額品競争が過熱。趣旨逸脱との批判が高まり、制度を管轄する総務省は返礼品を寄付額の3割以下相当の地場産品とするよう通知しました。ほとんどの自治体がこの意向に沿う中、先ほどのマチは寄付額の4割に当たる返礼品を提供し続けた上、インターネット通販のギフト券まで追加し、濡れ手に粟の〝大金〟を手にしたのでした。

ある全国紙は、首長を名指しで「あざとい(抜け目がなく貪欲、悪らつの意)」と痛烈に批判。法令順守を推進すべき自治体のモラル無視(※違法ではありません)は広く知れ渡り、失ったものも大きいものと見ています。

話題のベストセラー「日本が売られる」(堤未果著、幻冬舎)は、強欲資本主義「今だけカネだけ自分だけ」からの脱却を訴えていますが、近年、倫理観に基づく美意識重視の論調が人気です。人間の欲に際限はありません。世界に蔓延しつつある「自分ファースト」の姿勢ではだれも幸せになれない、そう感じる人が増えている証左かもしれません。

本村で昨年末開かれた中学生の模擬議会。「日本で最も美しい村の住民はどんな人?」と問うと、ある生徒から「心のきれいな人」との返答がありました。同感です。ただ、内面の美しさは目には見えません。きれいな心を映す行動を重ねるしかないのです。大人が先頭に立ち、子どもたちが誇りに思える美しい古里づくりへ。決意を新たにしています。

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