村長コラム:敵を知り己を知る 情報は生き抜く力(令和3年9月)

お知らせ

 新型コロナウイルスとの闘いは新たな局面に入りました。ワクチン接種が進む国(イスラエル、イギリス、アメリカ等)では一時、感染者数が急減していましたが、変異によって感染力を強めたデルタ株の拡大により再び増加に転じています。
 とはいえ、ワクチンが命を守る有効な武器であることは確かなようです。わが国における5月の感染第4波では、1日当たりの最多感染者数は7233人、最多重症者数は1413人でした。8月の感染第5波では、13日に第4波の3倍となる2万362人の感染者が確認されましたが、重症者数は1478人にとどめています。1日当たりの死者数も、5月には最大218人に上りましたが、7月以降は20人台に抑えられています。この傾向は、他国でも同様です。
 しかし、軽症者や中等症者は急増しており、そのような人に突如として牙をむくコロナの脅威は変わっていません。最も注意すべきは、生活習慣病であることを認識していない方です。糖尿病や高血圧、脂質異常は自覚症状がほとんどなく、亡くなって初めて生活習慣病が判明する人は少なくないと言います。
 過度の自粛ムードで全国的に健診控えが増えています。運動不足も重なり、体の異変が静かに生じているかもしれません。健診の活用のほか、「本格的な検査は面倒」という方は血液と尿の検査(保険適用外だと約7千円)だけでも多くの情報を得られます。
 皆さんは、ご自身の体の状態をどの程度ご存じでしょうか。兵法書「孫子」に「彼知己知、百戦不殆」との言葉があります。戦う相手と自らの情勢を知れば、何度戦っても負けることはない、との意味です。情報は、今を生き抜く不可欠な力とご理解ください。

日本国内の新型コロナ感染者数と重症者数の推移(情報提供NHK)

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