村長コラム:良習慣の継続(令和5年6月)
お知らせ
新型コロナウイルスの感染法上の分類が変更(2類→5類)され、インフルエンザと同等の扱いとなって約1カ月が経過しました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
濃厚接触者となった際の外出自粛がなくなり、業務停滞を招くリスクが軽減されたことから、中札内村役場では5月8日から職員のマスク着用を各自の判断にゆだねました。私は、周囲の人たちの“脱マスク”へのためらいを和らげようと、初日から素顔で執務にあたっています。
ただ、コロナ禍中の我が家は、不特定多数と会う自身の仕事の性質に加え、子どもの受験が続いたことなどもあり、自宅でもマスクを着用。その副作用からか、当初はマスクを外して公の場に出ることに緊張感がありました。また、50代半ばを超えて一層深く刻まれたほうれい線を確認する機会も増え、この3年余の時の流れを痛感しています。
見渡すと、村内でも素顔で外出する人が徐々に増えており、初夏を迎えてこの動きは加速しそうです。とはいえ、新型コロナウイルスは消失したわけではなく、基礎疾患を持つ方などには脅威であることに変わりありません。そのような方々を守る意味もあり、今でも私は状況に応じてマスクを着用し、定期的な手指の消毒を継続しています。
皆さんの中にも、免疫力を高める適度な運動や好バランスの食事、文化的な潤いを取り入れる生活をより意識するようになった方は、少なくないでしょう。それらの習慣は、コロナ禍から得た貴重な財産です。人生百年時代に向けて、また新たな未知のウイルスに備えて、大切にしてください。
今年度も6月から、美しい村の誇る取り組み「健康ポイント事業」が始まります。良習慣の継続にお役立てください。
▼庁舎内では机上のパーテーション等は撤去しましたが、消毒液は今後も常備します。皆さんにとっての良い習慣も継続ください。