中札内きらきら保育園について

 中札内きらきら保育園は、昭和50年に設置されました。平成25年10月より、現在の園舎に移転しお子さんをお預かりしています。
 このページでは、保護者の皆様、地域の皆様、関係者の皆様など、お子さんを支える皆様に安心していただけるよう、当園について紹介させていただきます。

0. 目次



1. 施設概要

1.1. 名称

認定こども園 中札内きらきら保育園

1.2. 設置者

中札内村 (代表者:中札内村長 川尻 年和)

1.3. 職員体制(令和7年4月1日時点)

園   長: 1名(保育士)
事 務 職: 1名
保 育 士: 正規職員 9名、会計年度任用職員 25名
管理栄養士: 1名
調    理     員: 6名
保 健 師: 1名

1.4. 設置

昭和50年(1975年)4月1日

1.5. 所在地

〒089-1344 北海道河西郡中札内村東4条南7丁目1番地2

1.6. 主な園内設備

保育室…8室
遊戯室、午睡室、調理室

1.7. 敷地内設備

・園庭(グラウンド、遊具)
・園菜園…約160平方メートル

2. 保育概要

2.1. 教育・保育方針

たくましく 豊かに 生きる子どもに

2.2. 教育・保育目標

考える子
思いやりのある子
健康な身体で過ごせる子
自分発揮ができる子

2.3. 利用定員

○3歳未満児
0・1歳児(ひよこ組):20名
2歳児(うさぎ組):24名


○3歳以上児 ※在園児数によって、1~2クラス分けを行います。
3歳児(く  ま組):38名
4歳児(ぞ  う組):39名
5歳児(らいおん組):39名


全園児合計:160名

2.4. 保育時間

教育標準時間:中札内きらきら保育園において、「保育必要としない3歳児以上児」に該当する児童の利用時間です。
保育短時間:教育標準時間で延長保育を利用する場合、別途延長保育料(3歳未満児:200円/1時間、3歳以上児:150円/1時間)がかかります。

○平日
保育標準時間:7時30分~18時30分
保 育 短 時 間 :8時30分~16時30分(延長保育:7時30分~8時30分、16時30分~18時30分)
教育標準時間:8時30分~16時30分(延長保育:7時30分~8時30分、16時30分~18時30分)


○土曜日・夏休み(8/13~8/16) ※希望保育のみ
保育標準時間:7時30分~18時30分
保 育 短 時 間 :8時30分~16時30分(延長保育:7時30分~8時30分、16時30分~18時30分)
教育標準時間:8時30分~16時30分(延長保育:7時30分~8時30分、16時30分~18時30分)


○日曜日・国民の祝日・年末年始(12/29~1/3)
保育なし

3. 保育内容

3.1. 1日の流れ(3歳以上児の例)

 通常の保育日は、このような流れで1日過ごします。

 日中の活動では、季節のイベントに合わせた製作や、行事の練習なども行います。
 屋外では、夏は園庭で水遊び、冬は雪遊びなど行います。園敷地を離れ、地域の公園などへ散策に行くこともあります。

 どの活動でも、一人ひとりのお子様の成長に合わせて、個別~集団、子ども同士、大人と子どもなどの関係性を通じた、人間形成における様々な成長を促すよう、心がけています。

3.2. 季節の行事(年度により、変更があります)

 4月 入園式
 5月 幼年消防クラブ入団式、保育参観
 6月 運動会
 7月 おにぎり保育(おにぎりを持って、屋外へでかけます)
 8月 七夕夏まつり、消防車見学
 9月 おにぎり保育、秋祭り(年長児)、野外炊飯(年長児)
  10月 防火お絵かき会
  11月 生活発表会、村民文化祭(年中・年長児)
  12月 クリスマス会、もちつき会
 1月 防火映画会
 2月 節分、保育参観
 3月 お別れ会、卒園式

3.3. 保育の特徴

食育

 食育の取り組みとして、菜園での野菜作り、牧場見学、野外炊飯、クッキング体験などを通じて、食に対する「感謝」「生命の尊さ」「いたわり・思いやり」の気持ちを育みます。
 他にも、村役場の健康づくり部門と連携した村食育サポーターと苗植え~収穫体験などを行っています。
 写真は三色食品群について、管理栄養士からのお話の場面です。

おにぎり保育

 例年、7月と9月の毎週月曜日には、園を飛び出し、広々とした大空の下で、体を使った遊びを楽しんだ後、屋外でおにぎりを食べます。
 
 おにぎりという日本の伝統食は、人間形成にも深い影響を及ぼす食文化でもあります。
 自然の中でおにぎりを食べることで得られる体験を大事にしています。

保育園菜園

 広大な菜園を活かして、枝豆、ナス、ニンジン、カボチャ、ズッキーニ、とうもろこし、トマト、ピーマンなど様々な野菜を育てています。
 種や苗から野菜を育てることで、野菜への愛着も湧き、苦手な野菜もおいしく食べられる子どもたちも多いです。
 育てた野菜は、収穫から調理まで園で行い、おいしくいただきます。(家庭に持ち帰ることもしばしば)
 

幼年消防クラブ

 村消防と連携し、防火や防災意識の向上を図る取り組みを行っています。
 園や村のお祭りでは、子どもたちが防火はっぴを身にまとい参加しています。
 子どもたちの活動で、村民全体の防火・防災意識も高まっています。

小学校との連携

 年長のお子さんを対象とした村内小学校の見学や、保育園・小学校情報交換会を行い、円滑な就学移行を目指しています。
 就学を見据えた生活(協調性、時間管理、集中する姿勢など)を意識した保育の実践、個別の懇談などを通じ、健やかに就学できるよう、お子さん・ご家庭と協力し合っています。

地域との交流

 地域のお祭り、小中学校との交流体験、学校行事への参加、村民文化祭への出展、植栽活動など様々な地域との交流機会を設けています。
 村ならではの温かい人と人との交流を通じて、地域との結びつきや人間形成もつながる機会としています。

給食・おやつ

 食育の取り組みとあわせて、保育園の食事にも力を入れています。
 当園では、昼食の1食と補食(おやつ)を提供しており、昼食については、地場産品をふんだんに取り入れた献立としています。おやつも市販のものだけでなく、手作りのものも提供しています。
 安全面への配慮として、衛生面はもちろんのこと、食材の大きさ・形態への注意や、アレルギーへの対応(把握、除去、献立の区別)など、細心の注意を払っています。
 給食を通じて、生命への感謝、生産・加工・調理に携わる方への感謝、自己成長への喜びなど、食を通じた涵養を大切にしています。

3.4. 保育活動の一例

 月ごとに、お子さん方の成長に合わせて、どんな活動を行うか、ねらいを決めて計画を立て、日々の保育を行っています。
 それぞれのクラスでの活動の一例について、令和7年(2025年)5月の様子をご紹介します。

未満児(0~1歳児)クラス

 春の陽気を目いっぱい浴びて、自然と触れ合う活動の様子です。
 この時期には、目にするもの全てが真新しく、様々なモノ・コトに興味津々です。
 保育士は、お子さんが興味をもったモノ・コトに丁寧に寄り添い、興味関心の幅を増やしていくような関わりを行っています。

未満児(2歳児)クラス

 天気の良い日には、屋外で草の上を寝転がったり、高低差のあるところで走るなどして、体を大きく使った遊びをします。
 「じぶんで!」と自立の芽生えが育つ時期です。「じぶんでできた」や未体験のことでも「じぶんでやってみよう」と意欲が湧くよう、保育士はお手伝いや声掛けをしています。

年少(3歳児)クラス

 遊びや生活の中で、他のお友達との関わりを通じて、他者の気持ちを考えたり、自分の考えを言葉で伝えるなど、情緒的な発達を促します。
 簡単なルールに則った遊びを通じて、決まりを守ったり、自分を制御する力も付けていきます。

年中(4歳児)クラス

 集団での活動を通じて、お友達への言動や、全員が楽しめるような工夫、ルールのある遊びを通じて勝ち負けも楽しむ気持ちなどを育みます。
 保育士からの説明やお話にもしっかり耳を傾け、遊ぶときとのメリハリがつけられるような関わりを行っています。

年長(5歳児)クラス

 園の最年長としての自覚を少しずつ意識し始める時期です。お友達との関わりも複雑になり、意見の食い違いや、自分の思いが優先されなかったりといった経験を通じて、ルールや集団生活の大切さや、相談しながら物事を決めていくような自立心も養っていきます。

このページの情報に関するお問い合わせ先

福祉課 保育園
TEL. 0155-67-2357