令和6年度 村の財政事情(上半期)

 今回は、令和6年4月1日から令和6年9月30日までの上半期を公表します。

人口

 グラフは、過去10年間の村の総人口と65歳以上の人口の推移です。総人口は平成27年度以降は4,000人を下回っており、微減傾向が続いています。
 これに対し、65歳以上の人口は増加傾向となっており、高齢化率は30.6%で村民の4人に1人以上が65歳以上ということになります。ちなみに日本全国の65歳以上の割合は29.2%(令和6年4月1日現在総務省人口推計月報による)となっており、村は若干高い数値となっています。

予算の執行状況

 会計年度は単年度が原則ですが、予算には令和5年度から繰り越した繰越明許費が含まれており、令和6年度において執行します。
 9月末現在、一般会計の歳入では地方交付税や地方譲与税の一部、村税や使用料などの一部が収められています。歳出では、物品の購入や建設工事などの予算を執行しています。
 歳入歳出ともに未執行の事業は、残りの半年間で予算を執行します。

繰越明許とは:歳出予算のうち、特別な事情により年度内に支出が終らないものについて

議会の議決を得て翌年度へ繰り越すことができます。

財産

基金

 基金とは、村の貯金のことを言います。毎年、寄附金や基金の利子のほか、将来の公共事業等に備えて積み立てを行っています。特定目的基金のうち、まちなかキッチンスタジオ外構整備などのため、ふるさと活性化基金3億9,810万円などの取り崩しを予定しています。

一般会計基金令和6年度末見込み目       的
財政調整基金7億8,886万円年度間の財源の不均衡を解消するための基金で、財源不足の穴埋めや災害などで緊急に必要となった公共事業などに充てられます。
減   債   基   金9,540万円地方債(村の借金)の返済に充てられます。
特定目的基金17億7,541万円中札内村には12種類の基金があり、公共施設、行事、環境、福祉、林業、農業、商業、教育、文化、スポーツなどに充てられます。

地方債残高

 地方債の定期償還8月・9月・3月です。令和6年度一般会計における元利償還額4億4,907万円のうち、9月末までに1億6,020万円の償還を終えています。
 借入予定額は約3億8,221万円ですが、9月末段階では借入を行っていません。

税の賦課・徴収状況

 税によって納期が異なり、まだ納期の到来していない税があるため、未収入の税は残りの半年で納入されます。
 村税は村の貴重な財源です。住民のみなさんにサービスを提供し、安定した財政を運営するためにも、税は納期限までに納入下さいますようご協力をお願いします。

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総務課 企画財政グループ
TEL. 0155-67-2491