令和4年度上半期中札内村の財政事情

令和4年度上半期財政事情

 今回は、令和4年4月1日から令和4年9月30日までの令和4年度の上半期を公表します。

人口

グラフは、過去10年間の村の総人口と65歳以上の人口の推移です。総人口は平成24年度以降4,000人台で推移していましたが、平成27年度以降は4,000人を下回っています。
 これに対し、65歳以上の人口は右肩上がりとなっており、高齢化率は29.7%で村民の4人に1人以上が65歳以上ということになります。ちなみに日本全国の65歳以上の割合は29.0%(令和4年4月1日現在総務省人口推計月報による)となっており、村は若干高い数値となっています。

予算の執行状況

 会計年度は単年度が原則ですが、一般会計の予算には令和3年度から繰り越した繰越明許費、事故繰越額が含まれており、その予算は令和4年度において執行します。
 9月末現在、一般会計の歳入では地方交付税や地方譲与税の一部、村税や使用料などの一部が収められています。歳出では、物品の購入や建設工事などの予算を執行しています。
 歳入歳出ともに未執行の事業は、残りの半年間で予算を執行します。

単位(千円)

会     計歳   入歳   出
予 算 額収入済額予 算 額支出済額
一般会計6,123,5372,580,3806,123,5372,538,860
国民健康保険特別会計479,929168,305479,929164,052
介護保険特別会計343,323163,099343,323138,853
後期高齢者医療特別会計79,80027,02179,80024,422
簡易水道事業会計269,96580,943281,78952,716
公共下水道事業会計350,70711,519401,67084,191

(令和4年9月末)

※一般会計の歳入・歳出予算額には繰越明許費を含む。

繰越明許費190,475千円
事故繰越1,386千円

繰越明許とは:歳出予算のうち、特別な事情により年度内に支出が終らないものについて

議会の議決を得て翌年度へ繰り越すことができます。
事故繰越とは:年度内に支出負担行為を行い、避けがたい事故(自然災害など)のために
年度内に支出が終わらなかったものを翌年度へ繰り越すことができます。

財産

基金

基金とは、村の貯金のことを言います。毎年、寄附金や基金の利子など、将来の公共事業に備えて積み立てを行っています。令和4年度上半期では、役場庁舎建設事業の繰上償還の財源として1億1,540万円、札内川地区国営施設応急対策特別事業の負担金における繰上償還の財源として4,190万円、計1億5,730万円を減債基金から取り崩しました。

一般会計基金令和4年度末見込み目       的
財政調整基金10億2,290万円年度間の財源の不均衡を解消するための基金で、財源不足の穴埋めや災害などで緊急に必要となった公共事業などに充てられます。
減債基金8,990万円地方債(村の借金)の返済に充てられます。
特定目的基金15億7,393万円中札内村には12種類の基金があり、公共施設、行事、環境、福祉、林業、農業、商業、教育、文化、スポーツなどに充てられます。

地方債残高

 地方債の定期償還8月・9月・3月です。令和4年度一般会計における元利償還額5億7,020万円のうち、9月末までに3億5,111万円の償還を終えています。令和4年は、役場庁舎建設事業分のうち1億1,548万円の繰上償還を9月末に実施しております。
 借入予定額は約3億1,358万円ですが、9月末段階では借入を行っていません。

税の賦課・徴収状況

 税によって納期が異なり、まだ納期の到来していない税があるため、未収入の税は残りの半年で納入されます。
 村税は村の貴重な財源です。住民のみなさんにサービスを提供し、安定した財政を運営するためにも、税は納期限までに納入下さいますようご協力をお願いします。

税目税の決定額 ​​
​​​​​(調定額)
9月末
現在収入額
徴収率前年
同期
徴収率
村民税 個人2億7,446万円1億3,281万円48.4%48.9%
法人2,276万円2,276万円100.0%100.0%
固定資産税3億2,126万円1億8,029万円56.1%56.4%
軽自動車税種別割1,314万円1,291万円98.2%99.5%
環境
性能割
45万円45万円100.0%100.0%
たばこ税1,774万円1,774万円100.0%100.0%
国民健康保険税1億3,986万円5,930万円42.4%42.6%

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総務課 企画財政グループ
TEL. 0155-67-2491