村長コラム:流行語から振り返る2018(平成30年12月)
No.1 | あおり運転 | No.16 | 災害級の暑さ |
No.2 | 悪質タックル | No.17 | 時短ハラスメント |
No.3 | eスポーツ | No.18 | 首相案件 |
No.4 | 半端ないって | No.19 | 翔タイム |
No.5 | おっさんずラブ | No.20 | スーパーボランティア |
No.6 | GAFA | No.21 | そだねー |
No.7 | 仮想通貨/ダークウェブ | No.22 | ダサかっこいい/USA |
No.8 | 金足農旋風 | No.23 | TikTok |
No.9 | カメ止め | No.24 | なおみ節 |
No.10 | 君たちはどう生きるか | No.25 | 奈良判定 |
No.11 | 筋肉は裏切らない | No.26 | ひょっこりはん |
No.12 | グレイヘア | No.27 | ブラックアウト |
No.13 | 計画運休 | No.28 | ボーっと生きてんじゃねえよ! |
No.14 | 高プロ | No.29 | #MeToo |
No.15 | ご飯論法 | No.30 | もぐもぐタイム |
新語・流行語大賞のノミネート語。今年もいろいろありました。
2018年も残すところ1カ月。12月3日に大賞発表となるノミネートされた新語・流行語を眺め、この一年を振り返ってみます。
まず思い出されるのが「そだねー」「もぐもぐタイム」の言葉が脚光を浴びた平昌五輪。中札内村からもスピードスケートに押切美沙紀さんが2大会連続の出場を果たしたほか、元五輪選手の石澤志穂さんは小平奈緒さんを縁の下で支え、メダル獲得に貢献しました。開村70周年を記念し、本村では中学生6人を現地派遣して感動を共有しました。
災害関連では今年も2つが候補入り。一つは、40度超えの猛暑が続き、気象庁の緊急会見で話題となった「災害級の暑さ」。国は全国の公立小・中学校へのエアコン設置を決めました。もう一つは発生から約3カ月、まだ記憶に新しい「ブラックアウト」。本村を含む北海道全域が停電となり、便利さの裏に潜むリスクと日ごろの備えの大切さを学びました。
市場を席巻するIT企業(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の頭文字を取った「GAFA」、若者に人気の動画共有コミュニティ「TikTok」など、情報化社会を象徴する言葉が入るのも近年の傾向。本村の魅力を発信する技術の向上、激動する社会情勢に対応する情
報収集の重要性について、私も年頭から繰り返し訴えたことが思い出されます。
白髪を美しくとらえる「グレイヘア」からは、人生100年時代の広がりと多様化社会の進展が伺えます。本村では「七色献立プロジェクト」「まる元」「介護カフェ」など健康寿命の延伸に注力し、文化活動活性化に向けて音楽のマチづくりを推進しました。多くの方が参画してくださり、心から感謝します。
中札内村にとっての流行語大賞は「日本で最も美しい村」でしょうか? 住民の皆さんに少しでも前進したと感じていただけたなら、これほどうれしいことはありません。ただの流行に終わらせないよう努力します。