村長コラム:欠員のピンチをチャンスに!(令和元年6月)

改選議員による初議会後の記念撮影

写真:議会と村が車の両輪となり、政治やまちづくりへの距離感を縮める努力を重ねます(改選議員による初議会後の記念撮影)
 
先の統一地方選挙では、全国787団体で議会議員選挙が行われました。今回、注目されたテーマが「議員のなり手不足」。ご存じの通り、中札内村については定数8のところ1名の欠員。北海道内では本村を含めた4町村、全国では8町村で定数割れとなりました。無投票当選者が全体の4分の1に上ったこともあり、さまざまなメディアが「なり手不足深刻!」との視点で報道しました。

そして、一部報道では、定数に満たなかった本村議選について残念がる住民の声を取り上げました。議会議員選挙は、政治と住民との距離感を図るバロメーターであるのは確かで、欠員となった事態は重く受け止めざるを得ません。人口減少や超少子・高齢化が進む中、地方を取り巻く課題は多様かつ複雑化し、これまで以上に住民参画の推進が重視されています。村としては、住民が政治やまちづくりに関わりやすくする工夫や情報共有の面で努力が十分でなかったと反省しています。

しかし、このことが住民の無関心とイコールとは考えません。立ち話でまちづくりへのアイデアを寄せられるケースは多々ありますし、観光や福祉などで住民有志による新たな試みも様々に生まれています。選挙に挑戦する心理的ハードルを下げるのは容易でなくとも、まちづくりや政治をより身近に感じてもらい、気軽に参画できる空気を醸成する取り組みは、まだ十分に検討の余地があります。そのような積み重ねが、持続的な地方政治の担い手づくりにつながるものと考えます。

議会の欠員はピンチではありますが、まちづくりを見つめ直し、さらに活性化させる起爆剤でもあります。「日本で最も美しい村」の推進という目標を住民と議会、村がしっかり共有し、全国に誇る協働の村実現へのチャンスにしようと決意を新たにしています。

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