村長コラム:コロナの拡大に学ぶ現代社会を生きる術(令和2年5月)

「3密」回避

緊急事態宣言終了後もこまめな手洗いの徹底と「3密」回避に協力ください。

節目の連載30回を迎え、大型連休に向けて明るい話題を…と思案しましたが、新型コロナウイルスのまん延で全国に緊急事態宣言対象地域が拡大されたこともあり、先月号に続き関連テーマを取り上げます。広報誌が届くころには、明るい方向に事態が改善していることを願うばかりです。
 
コロナ危機を乗り越える上で、重要なスキルがあります。一つは〈当事者意識〉です。北海道を含むアジアで感染が広がる中、「暖かくなる4月には消えてなくなるとの見方が大きい」などと国のトップが発言したり、予防的なマスク着用効果を軽視していた欧米では、今や感染者数が130万人超と世界の8割に。「どこか遠い場所の出来事」と他人事でいると大変な事態に陥ります。

もう一つは〈情報の見極め〉。トイレットペーパー不足のフェイクニュースは社会を混乱させましたが、信頼されるべき正規メディアにも市民を誤らせ、傷つける次のような残念な報道が散見されました。

  • 布マスクは有効?WHOは「どんな状況でも勧めない」=WHO(世界保健機関)が布マスクにNGを出している印象ですが、報道当時の公式見解は「医療従事者の布マスク使用は適切ではない」との内容。一般市民に勧めないとの表現はどこにもありません。
  • 京大病院研修医57人、飲酒会食し自宅待機=非常識医師による大宴会の印象ですが、事実は『過去2週間に1回でも2人以上(家族との食事含む)で飲食を伴う外食をしたことを申告した新研修医の数』。自宅待機は感染リスク回避の自衛措置にもかかわらず「処分」と誤報したメディアもありました。
 
グローバルで超情報化された社会に混乱をきたすのは、無関心や偽情報に踊らされること。この危機的経験を今後の人生の糧にしたいものです。

このページの情報に関するお問い合わせ先

中札内村役場

総務課 企画財政グループ
TEL. 0155-67-2491