村長コラム:心地よい耳の痛み(令和2年10月)

 NPO「日本で最も美しい村」連合に加盟する北海道9町村(中札内村、美瑛町、江差町、清里町、赤井川村、標津町、京極町、黒松内町、鶴居村)で昨年、初開催した一斉清掃活動「クリーンデー」が今年、名称を「ビューティフルデー」に変え、全国規模の活動に生まれ変わります。実施日は、連合設立記念日となる「10月4日」。わが村からの提案が大きな実を結びました。
 本村が同連合に加盟したのは2016年。「美しい地域づくりを通した地域の活性化と自立を」との理念をいかに浸透させるかが、当時の課題でした。目に見える分かりやすいアクションが不可欠と考え、初手として乗り出したのが環境美化の強化です。ありふれた石ころでも、磨き抜けば見事な輝きが出てくるもの。「ゴミ拾いといえば中札内村」。そのようなイメージの構築を目指しました。
 もちろん、中札内村だけの頑張りでは「美しい村」のブランド価値は高まりません。理念の認知度を上げ、連合加盟の新たなメリットを創出すべく、環境美化の組織統一活動を発案しました。昨年、北海道ブロックの理解を得て初めて実施。多数のメディアに取り上げられるなど大きな反響を呼んだことが連合本部に認められ、今年は道外の希望自治体も加わった全国規模の事業に拡大し、取り組まれることになりました。
 本村においては近年、議会審議や地域懇談会などで、環境維持の至らぬ点があれば厳しい意見をいただくことが増えました。確かに耳は痛いのですが(笑)、村民皆さんの中に「美しい村」の誇りが徐々に醸成されていることがうれしくもあります。記念すべき第1回「ビューティフルデー」は、3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進月間である10月の第1日曜日。美しい村づくりの輪を広げていただけると幸いです。

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中札内村役場