たばこと健康

平成30年7月に健康増進法の一部改正により、受動喫煙の防止のための取組が強化されました。

北海道では、令和2年3月に「受動喫煙防止条例」を制定し、すべての方に望まない受動喫煙を生じさせない「受動喫煙ゼロ」の実現を目指しています。

道民、事業者の皆様に向けた情報発信を行っていますので、下記のポータルサイトなどをぜひご覧ください。

「たばこ」と「健康」について

喫煙が健康に及ぼす悪影響は、これまでの研究から、たばこの煙(主流煙)に含まれる発がん性物質が、肺がんに限らず、ほとんどの部位のがんの原因になることが科学的に明らかにされています。

がんの他にも、さまざまな病気の原因にもなります。
脳卒中や虚血性心疾患などの循環器の病気、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器の病気、さらに生活習慣病の糖尿病、妊娠周産期の異常(早産、低出生体重児、死産、乳児死亡など)、歯周病などがあります。

「受動喫煙」について

たばこを吸う本人以外が、たばこの煙(副流煙)にさらされること「受動喫煙」と呼びます。

喫煙者が吸い込む煙と同じくらい、周囲の人が吸い込む煙は有害です。
たばこを吸う本人だけでなく、吸わない人の健康被害にも繋がります。

「禁煙」の効果

今すぐ禁煙することで、長期的な健康障害の可能性を大幅に低減することができます。
また、禁煙を続けることで、たばこでダメージを受けた体も健康に近づいていきます。

喫煙者本人の健康だけでなく、受動喫煙の機会が減ることで周囲の人が健康に過ごすことができたり、病気の発症・重症化予防にも繋がります。

いくつになっても、禁煙が遅すぎることはありません。先送りせず、禁煙する気になった時がやめ時です。

禁煙したい方へ

たばこを「やめたいのに、やめられない」原因は、ニコチンにあります。
ニコチンは、身体的・精神的にも依存を引き起こす物質です。

たばこのニコチン依存症に対して、病気の一つとして医療の力を借りながら禁煙することが成功の近道になります。
まずは、かかりつけ医に相談し、禁煙外来もうまく活用しましょう。

たばこ・受動喫煙防止に関する情報サイト

このページの情報に関するお問い合わせ先

福祉課 保健グループ
TEL. 0155-67-2321