いきいき元気なかさつない（第3期中札内村健康増進計画）

　国においては、平成12年3月に「健康日本21」を策定し、国民が一体となった健康づくり運動を総合的に推進して、健康づくりに関する意識の向上及び取り組みの促進を図るための基本方針が定められ、平成15年5月には「健康増進法」を施行し、健康づくりの推進に向けての法的整備がすすめられてきました。
　
　平成25年4月には健康日本21（第二次）を適用し、「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」「生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底」「社会全体として相互に支え合いながら健康を守る環境の整備」などを新たに盛り込んだ「健康日本21（第二次）（平成25年～34年度）」が平成24年7月に公表されました。「健康日本21（第三次）の計画期間は、関連する計画（医療計画、医療費適正化計画、介護保険事業（支援）計画等）と計画期間を合わせること、各種取り組みの健康増進への効果を評価するために一定の期間を要すること等を踏まえ、令和6年から令和17年度までの12年間とされ、新たな基本方針が令和5年5月に公表されました。
　
　新基本方針は、全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現に向け、誰一人取り残さない健康づくりの展開とより実効性をもつ取り組みの推進を行うとされています。
　
　このような中で、村では、健康日本21（第二次）の理念を取り入れ、平成31年度から令和5年度における第2期計画において、乳幼児から高齢者まで生涯を通じた村民の健康づくりの取り組みを進めてきました。第2期計画の計画期間終了に伴い、これまでの計画における達成状況を踏まえ、更なる健康づくり対策の充実を図ることで、「健康寿命の延伸」「健康格差の縮小」を実現することを目指して、第3期中札内村健康増進計画を策定します。

※計画策定の基礎資料とするため無作為で実施しましたアンケートについて、ご協力をいただいた皆様に厚くお礼申し上げます