ひきこもり・不登校支援について

ひきこもりについて

『ひきこもり』とは?

 『ひきこもり』とは、6ヵ月以上にわたり、家族以外の人との接触を避け、学校や職場などの社会生活に参加せず、ほとんど自宅で過ごしている状態のことです。『ひきこもり』は状態をさす言葉であり、病名(診断名)ではありません。学校に在籍している場合は『不登校』と呼びます。ひきこもりの状態は人それぞれであり、全く家から出られない人や近所のコンビニやスーパーに買い物に出られる人もいます。
 ひきこもりは誰にでも、どんな家庭でも起こりうることで、決して特別なことではありません。

『ひきこもり』はなぜなるのか?

 ひきこもりは様々な要因が重なっていることがほとんどです。いじめや不登校、就職活動の失敗、職場環境や挫折体験がきっかけとなる場合もありますが、原因やきっかけがはっきりしないということも少なくありません。
 ひきこもりは、様々な要因から抱えてしまったストレスに精一杯対処しようとした結果として、心と体が耐え切れなくなった時に生じるものと考えています。
 ひきこもることは、本人が自分を守り、心と体のエネルギーを回復するために必要な休養です。

家族にできること

 ひきこもりはどんな家庭でも起こりうる状態です。原因を探したり、犯人捜しをしてもなかなか解決には繋がりません。
 焦らずじっくりと本人と向き合う準備と自信や心の回復の手助けをしていきましょう。

ご相談ください

 中札内村福祉課では、ひきこもりや学校へ行く機会をなくしている方、心配し思い悩んでいる家族の方達に向けて相談先や居場所をまとめたパンフレットを作成しました。
 また、相談窓口を設置していますので、お気軽にご相談、ご活用ください。

十勝こどもの居場所・学びネットワーク協議会【輪~む】

 【輪~む】では、子どもの居場所や学びの場、相談先を『見える化』するために各団体の月間活動を集約し周知をしています。

このページの情報に関するお問い合わせ先

福祉課 福祉グループ
TEL. 0155-67-2321